私自身、毎年楽しみにしている花火大会で、今回もその様子をレポートします。
晴天から一転、突如の豪雨
当日、日中は真夏らしい快晴で、気温も高く、花火日和そのものでした。
混雑を避けるため、18時30分頃に会場へ到着。すると、まるで何かを知らせるかのように、急に空が暗くなり、大粒の雨が降り出しました。
「通り雨かな?空の向こうは明るいし」と思いながら、毎年恒例の「尾坂工務店」さんからいただいた桟敷席へ。
尾坂工務店さんはこの花火大会に毎年協賛されています。
それ以降、毎年、チケットをご用意いただき、心より感謝しております。
ところがその期待は裏切られ、雨はますます強くなり、ついには豪雨に…。
お酒とおつまみを守るのに必死になりながら、雨宿りもままならず。
座席のブルーシートには水がたまり、自重で出来た傾斜により、ブルーシート上に集まった水が私のお尻を直撃。全身びしょ濡れになってしまいました。
会場アナウンスの冷静な対応に感動
そんな中でも、運営の対応は見事でした。
「急な雨ですが、どうか冷静にお願いします。急に走ったりすると危険です。みんなで開始までに雨が止むように祈りましょう」
といったアナウンスが流れ、観客を落ち着かせる配慮が感じられました。
既に大勢の観客が集まっており、中止や延期の判断も非常に難しい局面だったはずです。
それでも、少し時間をおいて雨が小降りになり、開始時間を少し過ぎた頃、ついに花火大会がスタートしました。
夜空に広がる1万発の花火
大井川大花火大会では、例年約1万発の花火が打ち上げられます。
そのスケールは圧巻で、約1時間〜1時間半の間に次々と夜空を彩る光と音のショーが繰り広げられました。
打ち上げ場所が島田側と金谷側に分かれており、見る場所によって立体感のある演出が楽しめるのも魅力のひとつ。
さらに、大井川の風が煙を流してくれるため、花火の視認性が非常に良い点もこの大会ならではです。
音楽とのシンクロも見事で、特にラスト2曲、「嵐」の楽曲に合わせた演出は感動的でした。
動画を撮影しました。ちょっとピンボケですが、是非ご視聴ください。
雨と雷、逆境を乗り越えた美しさ
花火大会中盤、再び雨が降り出しました。
例年であれば、富士山静岡空港の飛行機の離発着に合わせて一時中断されるのですが、今年は天候の影響を考慮し、花火を中断することなくスケジュールを前倒しで一気に打ち上げる判断がなされました。これがむしろテンポのよい展開につながり、結果として非常に満足度の高い構成だったと感じました。
雷の閃光が時折空を照らす中での花火。
自然の光と人の技術が織りなす偶然のコラボレーションのようで、とても印象深い光景でした。
ある意味貴重な体験でした。
混雑も控えめ、快適な観覧環境
他の大規模花火大会に比べると、大井川大花火大会は非常に快適です。
開催直前に到着しても座れるほど広い会場と、数多く設置された仮設トイレ。
「混雑して疲れた」ということが少なく、子連れや年配の方でも安心して楽しめます。
今年の急な雨の経験を活かし、来年からは晴雨兼用傘を持っていこうと思いました。河川敷で雨宿りできる場所がないですからね。ただ、雨のおかげで「暑い!」という感じではなかったんですよ。むしろ涼しく感じたんです。濡れたからかな?
今年は残念ながらドローン演出はありませんでしたが、それでも十分に満足できる内容でした。
雨に濡れながらも、最後まで笑顔で観覧できたことに感謝です。
最後に
今年も、大井川の夜空を彩る素晴らしい花火をありがとうございました。
来年もまた、多くの方がこの地を訪れ、美しい思い出を作ることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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